雌猫アカの世界 神秘主義について その1

アカの世界は、主体と客体が分離していない世界であるといえるが、道元の次のような表現と対応する。

魚は水中を行く。水の境界に辿りつくことなく泳ぎ続ける。
鳥は空を飛ぶ。空の境界に辿りつくことなく飛び続ける。
                         『正法眼蔵』

言語化された区別の影のない世界観では、私と世界の区別もなく、果てがなく、全てが広々と広がっている。

水は澄み、底まで透き通り、
魚はのんびり悠々と泳いでいる。
空は広大で、果てしなく広がり、
鳥は遙か、遙か彼方へ飛んで行く。
                     正覚禅師『坐禅蔵』

人間は、こうした世界観に達した時、最高の幸福を感じることができる。

春には香り高い花、秋には銀色の月、
夏には涼しい風、冬には白い雪。
心がくだらない問題に煩わされなければ、
毎日が、人々の人生において、幸せな時である。
                        無門禅師『無門関』

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