パリへの眼差し 

もうかなり以前のことになるが、クリスマスで賑わうパリの街を歩いていたら、デパートのショーウインドーがあまりにも趣味よく飾られていて、美術の世界だと思ったことがある。
ブリジット・エンゲラーのピアノ演奏によるリストの「コンソラシオン(慰め)」をバックにすると、映像と音楽のハーモニーが素晴らしく感じられる。

クリスマスでなくても、パリの街は美しい。昼には昼の美が、夜には夜の美がある。
夜の姿に松浦亜弥が歌うスガシカオの「ホームにて」を合わせてみると、魅力的な雰囲気が醸し出されたりもする。

こんな風にしてみると、絵画を見る目と音楽を聞く耳が連動し、共感覚の世界を織りなしていると実感する。

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