
小さな王子さまは、一年間地球で過ごした後、毒蛇に噛まれて自分の星に戻っていく。
その直前、パイロットに一つのメッセージを伝える。
アプリボワゼが終わり二人の間に絆が出来上がった後であれば、別れた後でも世界で唯一の存在(unique au monde)であることに変わりはない。それだけではなく、他のものにまで愛情が及ぶ。そうした教えをニコニコと笑いながら告げる。
その王子さまの言葉からインスピレーションを受けて、宮崎駿監督は「天空の城ラピュタ」のエンディングで歌われる「君を乗せて」の歌詞を作詞したと言われている。
王子さまはパイロットにどんなことを告げ、「天空の城ラピュタ」はその言葉から何を私たちに伝えているのだろう。
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