2023年7月21日にトニー・ベネット（1926-2023）が亡くなったというニュースが、様々なメディアで報じされていた。享年96歳。
彼は長いキャリアの中で数多くの賞を受賞し、数年前まで現役だったので、代表作を数え上げればキリがない。
そんな中で、ジャズ・ファンとしては、やはりビル・エヴァンスと共演した２枚のアルバムをつい聴きたくなる。
幸い、youtubeには、complete recordingsがアップされているので、二人の素晴らしい演奏を全て聴くことができる。
ジュディー・ガーランドとのデュエットで、 “I Left My Heart In San Francisco”。
Lady Gagaとのデュエットで、 “Love For Sale”。
これを聴くと、ベネットが晩年まで衰えることなく、魅力的な歌手だったことがよくわかる。
バーブラ・ストライサンドとデュエットした、チャップリンの『モダン・タイムス』（1936）のテーマ曲 “Smile”は、二人の個性がしっとりと調和し、耳に優しい。
最後にもう一度ビル・エヴァンスとの共演。今度は、テレビのlive。二人のインタヴューを聴くことができる！
LA BOHEME GALANTE ボエム・ギャラント 