
フランスで「15歳未満のSNS利用を禁止する法律」が成立したが、憲法評議会はこれを違憲として無効化した。15歳未満のSNS利用を一律に禁止することが、表現の自由に対する「不均衡な侵害」にあたると判断したからである。
https://www.lemonde.fr/pixels/article/2026/08/14/l-interdiction-des-reseaux-sociaux-aux-moins-de-quinze-ans-censuree-par-le-conseil-constitutionnel_6746255_4408996.html?srsltid=AfmBOoqEzStMYuLxHhk1bdzlW68G8s6-aVU0UnOd_YfINYrFYgltwAbr
日本でもこのニュースは伝えられたが、あまり大きな話題にはなっていないようだ。
「自由」の「規制」に対しては、何か大きな事件でも起こらない限り、社会が強く反応しないというのが、日本の一つの傾向なのかもしれない。加えて、現在ではマスコミもSNS上の言論を無視できない状況にある。そのため、SNSの規制をめぐる議論そのものを避けがちなのではないか、とも思われる。
しかし、ネット空間がこれほどまでに普及した現代において、「自由」という言葉について、改めて考えてみる必要があるのは確かである。
現実世界においても、すべてが自由なわけではなく、さまざまな禁止事項が存在する。表現の自由や言論の自由であっても、無制限に認められるものではないことは、誰もが認めるところだろう。
ネット空間においても、一定の「規制」が必要であることについては、異論はないと思われる。では、ネット空間に対しても、現実世界と同じような考え方、同じレベルの規制を適用すればよいのだろうか。









