サン・ウジェーヌ・サント・セシル教会 Église Saint-Eugène-Sainte-Cécile

現在目にする教会は無彩色で、質素で地味な印象を与える。しかし、かつての教会は華やかな彩色が施されていた。
その過去の彩色を垣間見せてくれるのが、19世紀の半ばに建造されたサン・ウジェーヌ・サント・セシル教会。

一歩教会の内部に入ると、その美しさにはっと息を飲む。
いつも見る教会と違う感じがするのは彩色のためだと気が付くには、少し時間がかかる

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プチ・ニコラ60年 Le Petit Nicolas fête ses 60 ans

フランスで今でもとても人気のある挿絵入り物語「プチ・ニコラ」が、作家ルネ・ゴシニと漫画家ジャン=ジャック・サンペによって生み出されてから、今年で60年。
2019年3月30日のFrence 2, 20Hのニュースで、その話題が取り上げられている。

https://www.francetvinfo.fr/culture/livres/le-petit-nicolas-de-goscinny-et-sempe-fete-ses-60-ans_3257861.html

ジヴェルニー モネの家と庭 Giverny la maison et le jardin de Monet

パリからセーヌ河を80キロほど下ったところにジヴェルニー村がある。そこには、印象派の代表的な画家クロード・モネが暮らした家が今でも残され、観光スポットになっている。
冬の間、モネの家と庭は閉じていいて、2019年は3月22日から公開が再開された。

一番の見ものは、睡蓮の池と太鼓橋。


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ペール・ラシェーズ墓地 Cimetière du Père Lachaise

日本では考えられないが、パリに住む人々は散歩の場所に墓地を選ぶことがある。多くの有名人の墓があるペール・ラシェーズ墓地はその代表。

この墓地はとても気持ちのいい散歩道になっていて、しかも巨大。春や秋、天気のいい日にのんびりとした時間を過ごすことができる。

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コニャック・ジェイ美術館 Musée Cognacq-Jay  18世紀ロココ絵画を貴族の館で

サマリテーヌ百貨店の創始者エルネスト・コニャック(1839-1928)と妻のマリー=ルイーズ・ジェイのコレクションを、16世紀後半に建てられたドノン館に展示しているのが、コニャック・ジェイ美術館。

パリ市立美術館であるため、入場は無料。ロココ美術の傑作を、貴族の館の中で見ることができる。

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サン・ジェルマン・デ・プレ教会 Église Saint-Germain des Prés

パリの中心地の一つ、サン・ジェルマン・デ・プレにある教会。創建は紀元6世紀に遡る。2016年から修復が始まり、内部の総称が鮮やかに甦っている。

外部からの様子は多少ロマネスク様式の面影が残っているが、その後の改修によってゴシック建築の建造物ともいえる。

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ボードレールの墓 モンパルナスの墓地 Le tombeau de Charles Baudelaire dans le cimetière de Montparnasse

6番線のメトロでエドガー・キネの駅を下り、エドガー・キネ通りを少し歩くと、モンマルトルの墓地がある。
https://fr.wikipedia.org/wiki/Cimetière_de_Montmartre

入り口を入り、最初の通りを右に曲がり、突き当たりを左に曲がる。そこから数歩のところにシャルル・ボードレールの墓がある。

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