これまで見つかっていなかったランボーの写真が発見されたかもしれない。そんなニュースが2024年4月4日付けの” BeauxArts”のHPに掲載されている。その写真がこちら。

写真が撮影されたのは、1873年のウィーン。当時ランボーがウィーンに行ったという記録はなく、真偽のほどは慎重に検討中だという。
https://www.beauxarts.com/grand-format/cette-mysterieuse-photographie-represente-t-elle-arthur-rimbaud-en-1876-a-vienne/
これまでに発見されているランボーの写真が何枚かある。
1862年(?) 前列、左から3人目

1866年 右 (左は弟)

1871年 パリ・ヴァンドーム広場で。 左にいる二人組の右。(真偽は不明)
https://aidanandrewdun.com/arthur-rimbaud-the-discovery-of-two-new-portraits/

前列、右から2人目。(真偽は不明)

1872年

1872年 ファンタン・ルトゥールの絵画「テーブルの隅」(左から二人目)

1873年 ブリュッセルで。右。(左はヴェルレーヌ)

1883年 ハラールで。


2023年 AIが生成したランボーの映像

こうした映像が作られてしまうと、写真の真偽を確認する作業がますます難しくなる。それだけに、新発見の写真も、真偽を確認するまでに十分な検討を行うことが今まで以上に必要になる。