ジャズの楽しさ 上原ひとみ Hitomi

ジャズはインプロヴィゼーション(即興)の音楽で、楽譜があったとしても、その時その場の雰囲気の中でインスピレーションが湧きだし、自由な演奏が繰り出される。

ジャズ・ピアニスト上原ひとみが、そんなジャズの本質を見せている場面がyoutubeにアップされている。
すでに1度紹介したことがあるのだが、少し別の映像を付け加えて、もう1度紹介したい。(ジャズの楽しさ インプロヴィゼーションとリズム感

彼女は最初の演奏にあまり満足できなかったらしく、同じ曲をもう1度弾き直す。そんな時、彼女の身体の中から音楽が流れ出している、といった感じがする。
その後、今まで一度も弾いたことがない曲「マイ・ウエイ」をたどたどしく弾き始めるのだが、途中から見事なインスピレーションへと進んでいく。

それからもう一つ。上原ひとみがピアノを弾く時はいつでも楽しそうだ。本当に心の底から演奏を楽しんでいる様子が感じられる。
ジャズの楽しさはこれだ! 彼女の演奏を聴いて思わずそう言いたくなる。

上原ひとみは16歳の時にチック・コリアと出会い、才能を認められたという。
そんな二人が初めて共演した2006年の演奏。

こちらの演奏も素晴らしい。

フランスのマルシアックという小さな村で毎年開催されているJazz in Marciacで、2024年に演奏された「Utopia」。

ドビュシーの「月の光」をジャズにした演奏。


「Welcome back」での絢香との共演演奏。

ドリカムとの共演。曲は「Darlin’」。


番外編

上原ひとみが、タモリの「笑っていいとも」に出演した時の映像。

報道ステーションに出演した時の映像。

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