英語の仮定法が日本人にはどうして難しく感じられるのか?
その理由ははっきりしている。英語と日本語が本質的に違うからだ。しかし、どのように違うのか、あまり意識化できていないように思われる。
日本語では「もし・・・」という場合、その仮定が実現するか実現しないか明確に意識していない。他方、英語ではその区別をはっきりとする。その違いは大きい。
さらに、仮定法はif で先導される条件を示す部分ではなく、その結果を示す部分のこと。しかし、仮定法という用語は、どうしても「もし・・・」という条件を提示する部分を連想させてしまう。そのために、if以下の文がが仮定法だと思う誤解を生んでいる。
ここでは、エリック・クラプトンの« Tears in Heaven »を聞きながら、仮定法をマスターしてしまいたい。