ペロー 巻き毛のリケ Perrault Riquet à la Houppe 変身を可能にするものは何か? 2/7

リケ王子と2人の王女の属性を確認しておこう。
リケ:外見は醜いが、多くのエスプリを持つ。+ 愛する人にエスプリを与えることができる。
長女:外見は美しいが、エスプリはゼロ。+ 気に入った人を美しくすることができる。
次女:外見は醜いが、多くのエスプリを持つ。

この三人がどのような関係になっていくのだろう?

前回と同様に、文章にスラッシュを入れ、意味の切れ目を示していく。
前から読み、日本語を介さずに意味を理解するコツを習得すると、フランス語をフランス語のままで理解できるようになる。

 A mesure que / ces deux Princesses devinrent grandes, / leurs perfections crûrent aussi avec elles, / et on ne parlait partout / que de la beauté de l’aînée / et de l’esprit de la cadette. / Il est vrai aussi / que leurs défauts augmentèrent beaucoup / avec l’âge. / La cadette enlaidissait / à vue d’œil, / et l’aînée devenait plus stupide / de jour en jour. / Ou / elle ne répondait rien / à ce qu’on lui demandait, / ou / elle disait une sottise. / Elle était avec cela / si maladroite / qu’elle n’eût pu ranger quatre Porcelaines / sur le bord d’une cheminée / sans en casser une, / ni boire un verre d’eau / sans en répandre la moitié / sur ses habits.

 二人の王女が成長するにつれて、彼女たちの完全さも同様に大きくなった。人々が話題にするのは、とりわけ、姉の美しさと次女のエスプリだった。同様に確かなのは、彼女たちの欠点も、年齢とともに大きくなることだった。次女は一目見るだけで醜かった。長女は日々愚かになっていた。何か尋ねられても答えないか、あるいは、愚かなことを口にした。それと同時に、ひどく不器用で、暖炉の端に4つの磁器の皿を置いたら、一つは壊し、一杯のコップの水を飲んだら、半分は服の上にかけてしまうほどだった。

A mesure que / ces deux Princesses devinrent grandes, / leurs perfections crûrent aussi avec elles,

à mesure que :
・・・に応じて。

devinrent :
devenirの単純過去。

leurs perfections crûrent :
perfectionsは、完全さ、よい点。後に出てくるdéfauts(欠点)の逆。
crûrentは、croître (成長する)の単純過去形。

on ne parlait partout / que de la beauté de l’aînée / et de l’esprit de la cadette.

ne parlait (…) que de
話をするのは・・・だけ。

neが出てくると、読者はpasやpoint等、否定を完結する言葉を予測する。そこにqueが出てくるので、ne…queであることが自然に理解できる。

de la beauté de l’aînée / et de l’esprit de la cadette.

長女の美と、次女の愚かさが、ここでも繰り返される。

La cadette enlaidissait / à vue d’œil, et l’aînée devenait plus stupide / de jour en jour.

enlaidir
laidを動詞化した他動詞で、「醜くする」という意味。しかし、ここでは自動詞として使われ、醜くなるという意味。

à vue d’œil
œil(目)で見える(à vue)→明らかに。

de jour en jour
de jour(日から)en jour(日に)→毎日

フランス語では、同じ物に対しても、できる限り同じ単語を用いない文体を好む。
ペローがあえて、aînee(長女)、cadette(次女)と何度も同じ単語を反復するのは、あえて洗練された文体を用いないことで、この物語に素朴な雰囲気を与えるためだと考えられる。

Ou / elle ne répondait rien / à ce qu’on lui demandait, / ou / elle disait une sottise. /

ou… ou…
あるいは・・・、あるいは・・・。

ouを最初に置くことで、ou … ouというリズムを出すことができる。

elle ne répondait rien / à ce qu’on lui demandait
répondre rien (何も返事をしない)。何に対してかと言えば、à ce … (・・・のこと)に関して、と前から理解する。
日本語にする場合には、どうしても、人が彼女に尋ねたことに関して、何も返事をしなかったと、語順が逆になる。

Elle était avec cela / si maladroite / qu’elle n’eût pu ranger quatre Porcelaines / sur le bord d’une cheminée / sans en casser une, / ni boire un verre d’eau / sans en répandre la moitié / sur ses habits.

si… que
とても・・・なので・・・

avec cela
celaは前に書かれたこと。=返事をしないか、馬鹿なことを言うかすること。

elle n’eût pu ranger … sans…
eûtはavoirの接続法半過去。従って、eût puは接続法大過去。
大過去はavoir +過去分詞という複合形であり、完了を示す。つまり、pouvoir / avoir puと同じ関係。

ここでは、4つ食器を並べたら一つは壊すとか、水を飲んだら服にこぼすとかは、あまりの不器用さがどれほどなのかの例であり、実際に起こったかどうかは問題にされていない。
もし現実にあったことを語るのであれば、直説法が使われる。

ne … sans…
・・・すると、必ず・・・する。

Porcelaine
17世紀後半、磁器は中国か日本から輸入される貴重品だった。

sans en casser une
en = Porcelaine

sans en répandre la moitié
en = eau


 Quoi que / la beauté soit un grand avantage / dans une jeune personne, / cependant / la cadette l’emportait / presque toujours / sur son aînée / dans toutes les compagnies. / D’abord / on allait du côté de la plus belle, / pour la voir / et pour l’admirer ; / mais bientôt après / on allait à celle / qui avait le plus d’esprit / pour lui entendre dire / mille choses agréables, / et on était étonné / qu’en moins d’un quart d’heure / l’aînée n’avait plus personne / auprès d’elle, / et que / tout le monde s’était rangé / autour de la cadette. / L’aînée, / quoi que fort stupide, / le remarqua bien ; / et elle eût donné / sans regret / toute sa beauté / pour avoir la moitié de l’esprit de sa sœur. / La Reine, / toute sage qu’elle était, / ne put s’empêcher / de lui reprocher / plusieurs fois / sa bêtise : / ce qui pensa faire mourir / de douleur / cette pauvre Princesse.

美しさは若い人にとって大きなメリットだが、しかし、妹の方が、ほとんどの場合、姉よりも、全ての集まりで勝っていた。最初は、みんな大変に美しい女性の方に進み、彼女を見、賞賛する。しかし、すぐ後になると、最もエスプリを持っている女性の方に向かい、彼女が様々な心地良いことを話すのを聞こうとした。そして、びっくりすることに、十五分もしないうちに、姉のまわりには誰もいなくなり、全員が妹の方に集まっていた。姉は、とても愚かだけれど、そのことにはっきりと気づいた。彼女は、自分の美の全てを与えてでも、妹のエスプリの半分を持てれば、後悔しなかっただろう。女王は、とても賢かったけれど、姉に愚かさを非難しないではいられなかった。それが、可哀想な王女には死ぬほど苦痛だった。

Quoi que / la beauté soit un grand avantage / dans une jeune personne,

quoi que 接続法
・・・だけれど。

la cadette l’emportait presque toujours sur son aînée / dans toutes les compagnies.

l’emportait… sur…
・・・に勝る。
l’は意味がなく、l’emporterで一つの表現。

toutes les compagnies
compagnieは、何人かの集まり。

どんな集まりでも、妹の方が姉よりも人気があったことは、外見の美とエスプリの優劣をはっきりと示している。
以下に語られるのは、優劣の具体的な例。

on allait du côté de la plus belle, / pour la voir / et pour l’admirer ; / mais bientôt après / on allait à celle / qui avait le plus d’esprit / pour lui entendre dire mille choses agréables,

美とエスプリの対比が、on allait… mais … on allaitと反復することで、明確に示される。

la plus belle (personne) :
最も美しい女性

celle qui avait le plus d’esprit
celleは女性。
le plus d’espritは、la plus belleと対応する。最上級の使用は、その対比を明確にするためだと思われる。

美は、眼で見(voir)、賞賛する(admirer)もの。
エスプリのある人のすることは、dire mille choses agréables(数多くの気持ちのいいことを言うこと)。エスプリは言葉につながり、宮廷社会で最も重視されるのが「会話術」であることが暗に示される。

agréableという形容詞は、qui plaîtの意味で、plaire(気に入られる)を含んでいる。全ての分野で、17世紀には、気にいれれることが、礼儀正しさ、よい趣味の基本だった。
その時代、独創性や新奇さは排除され、宮廷で受け入れられるのは、社会で気に入られるものだった。
個性や独自性に価値が置かれるのは、18世紀のある時点から。
そうした価値観の変化を知っておくことは、過去の芸術や歴史を知る上で非常に重要な点である。

en moins d’un quart d’heure

15分(4分の1時間)たたないうちに。

dansは、・・・後。
enは、・・・の間に。

L’aînée, / quoi que fort stupide, / le remarqua bien

quoi que :
・・・だけれど。

fort :
たいへんに、

le remarqua :
leは、姉の周りから誰も人がいなくなるという全文の内容を指す。

elle eût donné / sans regret / toute sa beauté / pour avoir la moitié de l’esprit de sa sœur.

eût donné :
接続法大過去。
pour avoir la moitié de l’esprit de sa sœurが条件になり、もし半分でもエスプリを得ることができるなら、自分の美を全て与えてもかまわなかった、という思いを表現する。

La Reine, / toute sage qu’elle était, / ne put s’empêcher / de lui reprocher / plusieurs fois / sa bêtise

tout sage qu’elle était :
tout … que… ・・・だけれど。譲歩

ne put :
pouvoirの単純過去。

s’empêcher de inf :
自らが・・・するのを妨げる。→ ne pas s’empêcher de… どうしても・・・してしまう。

ce qui pensa faire mourir / de douleur / cette pauvre Princesse

ce qui pensa :
ce は、前の文全体を指す。 そうしたことが・・・

pensaは、17世紀には、faillir (・・・しそう)、être sur le point de (・・・しているところ)という意味もあった。

faire mourir de douleur
de douleurは原因を示す。→ 苦痛で・・・を殺しそうになった。
殺す目的語は、la pauvre Princesse(可哀想な王女)

この一節では、二人の王女の美とエスプリに関して語っているが、重点が置かれているのは、エスプリがないことがどのような事態を引き起こすか。
従って、読者は、二人の中で、長女に焦点が合っていく過程に立ち会うことになる。


 Un jour / qu’elle s’était retirée dans un bois / pour y plaindre son malheur, / elle vit venir à elle / un petit homme / fort laid et fort désagréable, / mais vêtu très magnifiquement. / C’était le jeune prince Riquet à la Houppe, / qui, étant devenu amoureux d’elle / sur ses Portraits / qui courraient par tout le monde, / avait quitté le royaume de son père / pour avoir le plaisir / de la voir / et de lui parler. / Ravi de la rencontrer / ainsi toute seule, / il l’aborde / avec tout le respect / et toute la politesse imaginable. / Ayant remarqué, / après lui avoir fait les compliments ordinaires, / qu’elle était fort mélancolique, il lui dit :

 ある日、彼女が森の中に引きこもり、自分の不幸を嘆いていると、彼女の方に一人の小さな男がやって来るのが目に入った。その男はとても醜く、とても感じが悪るかったが、しかしとても豪華な服を着ていた。それは、若い王子、巻き毛のリケだった。彼は、国中に広まっている彼女の肖像画を何枚も見て、彼女に恋するようになっていた。そして、父親の王国を離れ、彼女と会い、話をする喜びを求めていた。こんな風に一人でいる彼女と偶然出会ったことに大喜びしながら、彼は彼女に近づいた。敬意に満ち、考えうる最も丁寧な様子だった。普通の挨拶をした後で、彼女がとても憂鬱な様子をしていることに驚き、こんな風に言った。

Un jour / qu’elle s’était retirée dans un bois

un jour :
ある日。

この言葉は、物語を展開するきっかけになる。

s’était retirée :
se retirer (引っ込む)の直説法大過去形。
主節のelle vit (彼女には見えた)時点では、すでに完了していたことを示す。

 elle vit venir à elle / un petit homme

elle vit venir :
vit はvoirの単純過去形。彼女には見えた。
見えた内容が、venir=来る。

venir à elle un petit homme
venirの主体はun petit homme. 小さな男が来る彼女の方に来る。

un petit homme / fort laid et fort désagréable, / mais vêtu très magnifiquement.

小さな男を3つの形容詞で説明している。
fort laid : 非常に醜い
fort désagréable : 非常に感じが悪い。
vêtu très magnifiquement : 豪華な服を着ている。
前から読んでいくと、小さな男の様子が自然に理解できる。

C’était (…) Riquet à la Houppe, / qui, étant devenu amoureux d’elle / sur ses Portraits / qui courraient par tout le monde, / avait quitté le royaume de son père

étant devenu amoureux d’elle :
étant devenuはdevenir(なる)の現在分詞の複合形。
複合形は、完了を示す。
そこで、リケが父の王国を去った(avait quitté le royaume de son père)時には、すでに彼女に恋するようになっていたことがわかる。

sur ses portraits :
肖像画を見て。

17世紀、王侯貴族は、結婚の相手を知る時にも、実際に逢うのではなく、肖像画で相手の姿を見た。

Ravi de la rencontrer / ainsi toute seule, / il l’aborde / avec tout le respect / et toute la politesse imaginable.

Ravi de :
・・・に大喜びする。

後ろに来る主語 il の様子を説明している。

la rencontrer ainsi toute seule :
laはl’aînéeを指す。リケは姉に出会う。

toute seuleと女性形になっているので、laがたった一人であることがわかる。

il l’aborda :
l’=(la)はl’aînée. リケは姉に近づく。

avec tout le respect / et toute la politesse imaginable :
avec以下は、リケが姉に近づく時の様子。

tout le respect et toute la politesse
toutは強調。非常に恭しく、非常に丁寧に。

imaginableは単数なので、politesseだけにかかっていることがわかる。
想像できる限りの丁寧さ。

リケが姉に近づく様子は、エスプリを持っている人間であれば、どのような振る舞いをするのかを具体的に描写している。

Ayant remarqué, / après lui avoir fait les compliments ordinaires, / qu’elle était fort mélancolique, il lui dit 

ayant remarqué :
remarquerの現在分詞、複合形。
il lui dit(彼が彼女に言った)時点では、すでに完了していることを示す。
remarquerした内容は、qu’elle était fort mélancolique (彼女が非常に憂鬱なこと)。

après lui avoir fait :
avoir faitは、faireの複合形。remarquer した時点で、一般的な挨拶(compliments ordinaires)はすでに終えていたことを示す。

 « Je ne comprends point, / Madame, / comment / une personne aussi belle que vous l’êtes / peut être aussi triste que vous le paraissiez : / car, / quoique je puisse me vanter / d’avoir vu une infinité de belles personnes, / je puis dire / que je n’en ai jamais vu / dont la beauté approche de la vôtre.
— Cela vous plaît à dire, / Monsieur », / lui répondit la princesse, / et en demeura là.

 「私にはわかりません。どうして、貴方のように美しい方が、あれほど悲しい様子をなさっていたのか。というのも、私はこれまでに数え切れないほどの美しい方を見てきたことを自慢できるほどですが、貴方の美しさに匹敵する美しさを持った女性に会ったことはありません。」
「そんなお言葉、信じません。」と王女は言い、それ以上は続けなかった。

une personne aussi belle que vous l’êtes / peut être aussi triste que vous le paraissiez

貴方は美しいのに悲しそうな様子をしているという意味の文だが、それが非常に洗練された表現で行われている。

une pesronne aussi belle que …
・・・と同様に美しい。

vous l’êtes :
l’ は、belles → vous êtes belle.
直説法現在でvous êtes belleと言うことで、貴方は実際に美しいと確認している。

une personne … peut être aussi triste que …
une personneが主語で、peut êtreが動詞。

vous le paraissiez
le はtriste → vous le paraissiez 貴方は悲しそうに見えた。

paraissiezは直説法半過去。

この文では、aussi … queと同格の比較級が反復され、最初はbelle、次はtristeと、二つの形容詞に焦点が当てられる。
その上で、貴方が美しいのは現実であると言うために動詞はêtreが使われ、悲しいのは外見であるためにparaîtreが使われる。
宮廷社会では、外見(paraître)から本質(être)を読み取ることが重要な社交術だった。

quoique je puisse me vanter / d’avoir vu une infinité de belles personnes

je puisse :
条件法現在。quoique(・・・だけれど)の後ろの動詞は接続法で活用される。

me vanter d’avoir vu … :
avoir vu は、原形voirの複合形。自慢する(se vanter)時点ではすでに完了していることを示す。

une infinité de belles personnes :
数え切れないほどの美しい人たち

je puis dire / que je n’en ai jamais vu / dont la beauté approche de la vôtre.

je puis :
puisはpouvoirの直説法現在形。17世紀において、je peuxよりも、je puisの活用の方が普通だった。

je n’en ai jamais vu :
enはune infinité de belles personnes (数え切れないほどの美しい人たち)

dont la beauté approche de la vôtre :
dontはenの中身、つまり数多くの美しい人々を説明する。

approcher de :
・・・に近づく。

la vôtre :
votre beauté.(貴方の美しさ)

無数の美しい女性たちの美しさと長女の美しさを比べ、une intinitéの美女たちを見てきたが、貴方ほど美しい人を見たことがない。
この誉め言葉は、エスプリを持つ人間が、いかに会話術に優れ、気の利いた言葉を発することができるか、具体的に示している。
そうした振る舞いや言葉遣いは、「プレシオジテ préciosité」と呼ばれ、社交界で尊ばれた。
しかし、あまりにも行きすぎることもあり、そうした行きすぎは、モリエールの芝居などで笑いの対象となった。

リケの最初の言葉から始まる二人の会話は、プレシオジテの典型ともいえ、私たちは17世紀の宮廷で交わされた会話に立ち会っているということもできる。

Cela vous plaît à dire,

現在は使われない古い言い方で、相手の言うことに同意しない場合、拒否する場合に使われた。

en demeura là.

en demeurer là :
そこに留まる。→ それ以上は何も話さない。


次の場面では、二人のエスプリに富んだ会話が繰り広げられる。その結果、王女はリケのプロポーズを承諾することになる。(続く)


今回読んだ文章の全体。朗読を聞きながら文字を追っていくと、日本語を交えずにフランス語を理解できるようになっていく。
声に出して読む場合には、一つ一つの正しい発音を気にするのではなく、意味を考えながら文章の流れを重視する。
発音の矯正は自分では難しいが、意味を捉えた文章の読み方は独学でも習得が可能。

  A mesure que / ces deux Princesses devinrent grandes, / leurs perfections crûrent aussi avec elles, / et on ne parlait partout / que de la beauté de l’aînée / et de l’esprit de la cadette. / Il est vrai aussi / que leurs défauts augmentèrent beaucoup / avec l’âge. / La cadette enlaidissait / à vue d’œil, / et l’aînée devenait plus stupide / de jour en jour. / Ou / elle ne répondait rien / à ce qu’on lui demandait, / ou / elle disait une sottise. / Elle était avec cela / si maladroite / qu’elle n’eût pu ranger quatre Porcelaines / sur le bord d’une cheminée / sans en casser une, / ni boire un verre d’eau / sans en répandre la moitié / sur ses habits.

Quoi que / la beauté soit un grand avantage / dans une jeune personne, / cependant / la cadette l’emportait / presque toujours / sur son aînée / dans toutes les compagnies. / D’abord / on allait du côté de la plus belle, / pour la voir / et pour l’admirer ; / mais bientôt après / on allait à celle / qui avait le plus d’esprit / pour lui entendre dire / mille choses agréables, / et on était étonné / qu’en moins d’un quart d’heure / l’aînée n’avait plus personne / auprès d’elle, / et que / tout le monde s’était rangé / autour de la cadette. / L’aînée, / quoi que fort stupide, / le remarqua bien ; / et elle eût donné / sans regret / toute sa beauté / pour avoir la moitié de l’esprit de sa sœur. / La Reine, / toute sage qu’elle était, / ne put s’empêcher / de lui reprocher / plusieurs fois / sa bêtise : / ce qui pensa faire mourir / de douleur / cette pauvre Princesse.

Un jour / qu’elle s’était retirée dans un bois / pour y plaindre son malheur, / elle vit venir à elle / un petit homme / fort laid et fort désagréable, / mais vêtu très magnifiquement. / C’était le jeune prince Riquet à la Houppe, / qui, étant devenu amoureux d’elle / sur ses Portraits / qui courraient par tout le monde, / avait quitté le royaume de son père / pour avoir le plaisir / de la voir / et de lui parler. / Ravi de la rencontrer / ainsi toute seule, / il l’aborde / avec tout le respect / et toute la politesse imaginable. / Ayant remarqué, / après lui avoir fait les compliments ordinaires, / qu’elle était fort mélancolique, il lui dit :

« Je ne comprends point, / Madame, / comment / une personne aussi belle que vous l’êtes / peut être aussi triste que vous le paraissiez : / car, / quoique je puisse me vanter / d’avoir vu une infinité de belles personnes, / je puis dire / que je n’en ai jamais vu / dont la beauté approche de la vôtre.
— Cela vous plaît à dire, / Monsieur », / lui répondit la princesse, / et en demeura là.

朗読は2分28秒から。

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