岡山 後楽園と黒城(Château noir)

岡山の後楽園は、延養亭(えんようてい)を中心とした池泉回遊式の庭園。すぐ横には黒城と呼ばれる岡山城が建ち、元禄文化の美を今に伝えている。

CHMのカメラ・アイ

岡山城について、敬虔なキリスト教徒の文学者であり、日本にフランス大使としても滞在したポール・クローデルは、『朝日の中の黒い鳥』に納められた文章の中で、次のように記している。

‘ Oh ! et Il y aura aussi le Château Noir d’Okayama à ce détour de la rivière comme un tas de petites maisons chevauchant et empilées en croix l’une sur l’autre.’ (Paul Claudel, “Jules ou l’homme-aux-deux-cravates” )

おお! 川の曲がり角に岡山の黒城が見えてくるだろう。ちょうど、小さな家々が重なり合い、一つ一つが十字架のように積み上がり。(ポール・クローデル「ジュール、二本のネクタイをした男」)

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