フィリップ・ジャルスキーは現代フランスを代表するカウンターテナー歌手。
本人は「天使の歌声」と呼ばれることを好まないというが、彼の歌声と曲がマッチした時の美しさは、時間を忘れて聞き惚れてしまう。
レナード・コーエンの「ハレルヤ Hallelujah」は誰が歌っても素晴らしいが、ジャルスキーの歌だととりわけ素晴らしく聞こえる。
ヴェルレーヌの詩にレナルド・ハーンが曲を付けた「甘美な時 L’heure exquise」。
フォーレの「レクイエム」第4曲「ピエ・イェズ Pie Jesu」
ヘンデル「オブラ・マイ・フ Ombra mai fu」。
同じヘンデルの「私を泣かせてください Lascia ch’io pianga 」
オッフェンバッハ「ホフマン物語」から「舟歌 Barcarolle」。
グリュック「オルフェオとエウリディーチェ」から「エウリディーチェを失って Che faro senza Euridice」
ヴェルサイユ宮殿で行われたコンサート。
最後に、パリの美しい夜景をバックにした「枯葉 Feuilles mortes」。