モンマルトルの丘にそびえるサクレ・クール寺院の姿は、日本でも様々な形でよく知られている。

モンマルトルの丘に上れば、パリの街並みを一望の下に眺めることができる。

サクレ・クール寺院から2,3分歩くと、テルトル広場があり、今でも画家たちが似顔絵を描いたり、自分たちの絵画を売ったりしている。


テルトル広場に向かう時、あまり気づかれないが、とても興味深いものが目に入る。それは、サクレ・クール寺院のガルグイユ。これほど活き活きとしている姿を見たことがないと思えるほど、躍動感がある。



サクレ・クール寺院の建立は、1870年の普仏戦争とそれに続くパリ・コミューヌからの復興を祈願して決定された。その気持ちが、この怪物たちの力強さの源泉なのだろうか。
寺院の内部に入ると、ステンドグラスを通った光の表現が素晴らしい。



様々な聖像にも、ガルグイユと同じような力強さがある。




https://fr.wikipedia.org/wiki/Basilique_du_Sacré-Cœur_de_Montmartre