
アレクサンドル・タロー(Alexandre Tharaud)のピアノはリリカルで優しい。
彼は、ミヒャエル・ハネケ監督の「愛、アムール(Amour)」の中で若いピアニストを演じていたが、彼のピアノの音色は映画の中のイメージを決して裏切らない。
2013年にショパンの曲を集めた「ショパン、日記(Chopin, Journal intime)」。題名も彼らしい。
Fantaisie-impromptu in C-Sharp Minor, Op. Posth. 66
Nocturne No. 2 in E-Flat Major, Op. 9 No. 2
Nocturne No. 20 in C-Sharp Minor, Op. Posth.
Ballade No. 1 in G Minor, Op. 23
バルバラの曲をピアノで演奏したCDもある。
J’ai tué l’amour
Pierre

彼の姿は出て来ないが、「愛、アムール」の予告編。
年老いた音楽家夫婦の、胸を締め付けられるような生活が描かれている。