フランス語学習が嫌いになる理由 —— もう一度フランス語を

フランス語の勉強を嫌いするのはとても簡単。

1)一つ一つの音の発音にこだわり、日本語の発音にないR、母音、鼻母音の音を繰り返し発音させる。
2)動詞の活用を覚えさせる。(英語なら三人称単数にsをつけるだけ。フランス語とのギャップは大きい。)
3)単語の男性・女性の区別や、それに応じた冠詞や冠詞の形の変化にこだわる。

せっかく英語と違う新しい言語を勉強し始めたというのに、発音できない、覚えることが多い。
できない、わからない、面倒、難しいとなったら、普通はフランス語を学ぶのが厭になる。

それでも勉強を続けるとしたら、フランスの芸術や文化、ファッション、グルメによほど惹かれているか、あるいは苦労せずにフランス語の発音ができる人や、暗記が苦手でない人だろう。

文学好きの人間は、フランス語学習の入り口で、知的な興味と実際の学習のギャップに嫌気がさし、投げ出してしまうことが多いようだ。

大学のフランス語科、フランス文学科、第二外国語でフランス語を勉強した中で、どれだけの数の人たちがある程度の運用能力をつけることができたのだろうか。数字化すれば、驚くほどの数だろう。

その一方で、せっかく勉強したのだから、フランス語で簡単な文章を読んだり、多少フランス語をブラッシュ・アップしたいと考えている人も一定数いるに違いない。
そんな時、どのような意識で、フランス語学習に向き合っていったらいいのだろうか。

(1)教材:TV5のフランス語講座
https://apprendre.tv5monde.com/ja

このページを開くと、最初にレベルテストがある。その結果に従って、どの素材を使うのか決めることができる。
https://apprendre.tv5monde.com/ja/apprendre-francais/zi-fen-noreberuwotesutosuru

その後からは自分のレベルに応じて、好きな項目を開いていけばいい。

(2)学習方法

  1. 毎日、決まった時間に教材に取り組むこと。
    できる時間にするのではなく、時間を決めること。
    そうすることで、毎日の学習が「努力」ではなく、「習慣」になる。
  2. フランス語の音やリズムに慣れること。
    幼児が母語を習得する過程を見れば、音の塊を聞き、現実の出来事と繋げる作業が最も最初に行われる。
    音を口に出す作業以上に、耳から入ってくる音の流れを意識すること。
  3. 一つ一つ単語ではなく、一定の音の塊を意識し、意味と繋げること。
  4. 文法は、形の変化を覚える部分と、項目の概念を理解する部分と、分けて考えること。
  5. 発音に関しては、日本語では子音の後に必ず母音が続くため、英語やフランス語において、子音だけの音でも母音をつけて発音する傾向がある。
    例えば、Franceは一音節、フランスはfu-ra-n-suと4拍。 f-uとか、c(e)uと母音を入れる傾向がある。
    日本語とフランス語の違いを意識して、子音の後に不要な母音を入れないことを、最初から意識しておくことが大切。
  6. その他、フランス語は口の緊張が強いが、日本語は弱い。フランス語は文の最後まではっきり発音されるが、日本語は最後が曖昧。そのために、日本人がフランス語を話すと、フランス人に聞き返されることがある。最後まではっきり、口の緊張は強く等は、最初から意識しておいた方がいい。

(3)その他

文法:名詞関係 変化表