バット・ビューティフル But beautiful

But beautifulは、とにかく美しいスタンダード・ナンバー。
恋はfunnyなこともあれば、sadなこともある。goodなこともあれば、madだったり、badだったりする。でも、とにかく素晴らしい。
こんな歌詞が続いている。

誰が歌っても、演奏しても、それなりに美しいけれど、最初はトニー・ベネットの歌とビル・エヴァンスのピアノで聞きたい。切なく甘いデュエット。

Love is funny, or it’s sad,
Or it’s quiet, or it’s mad.
It’s a good thing, or it’s bad,
But beautiful

Beautiful to take a chance
And if you fall, you fall,
And I’m thinking,
I wouldn’t mind at all.

Love is tearful, or it’s gay,
It’s a problem, or it’s play.
It’s a heartache either way,
But beautiful

And I’m thinking, if you were mine,
I’d  never let you go.
And that  would be but beautiful,
I know.

https://www.lyrics.com/lyric/29025869/The+Velvet+Voice+of+Nat+King+Cole%3A+Unforgettable/But+Beautiful

こんな甘い曲だけれど、アート・ペッパーはtearful, problem, heartacheを強く感じさせる。1977年、ヴィレジ・ヴァンガードでのライヴ。
ペッパーのアルト・サックスは苦しげにうめく。それに対して、ジョージ・ケーブルスのピアノは苦しさを美へと昇華させる。そこにジョージ・ムラーツのベースも加わり、恋の苦しさが甘美なことを感じさせる。苦しくても、but beautiful 。個人的には、この曲の最高の演奏。

ナット・キング・コールの声帯を通ると、どんな歌もロマンチックになり、いつ聞いても心を癒してくれる。ペッパーのアルトとはひどく違っている。

75年、スイスのモントルー・ジャズフェスティヴァルでのエヴァンスのピアノは、リリカルで耽美的。

最後にトニー・ベネットに戻ろう。エヴァンスとのデュオは1975年。2014年、今度はレディー・ガガと一緒に唄っている。彼は1926年生まれだから、この時88歳。でも歌声は甘く、切なく、美しい。

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