1860年、パリの大改造で狭い通りが拡張され、六階建ての建物が立ち並ぶようになった。今、それ以前の古いパリの姿を見ることができる場所は限られている。

古い通りの目印は、道の狭さと低層の小さな建物。
メトロのオデオン駅を下りるとすぐに、サン・タンドレ通りが見える。
この通りは、大改造以前のパリの街並みがどんなものだったか教えてくれる。
この小さな通路の最初の目印は、メトロ・オデオン駅のダントンの像。

前を走るサン・ジェルマン大通りを横切ると、通りの名前cour du commerce de Saint Andréと書かれた建物が見える。

ここから背の低い建物、狭い道幅、そして摺り切れた石畳が目に飛び込んでくる。


少し進むと、1680年に創業したカフェ・レストラン、プロコープの裏側。


プロコープの正面。


もう一度裏に回り、道を続ける。


外から見た景色。

ここを出てドフィーヌ通りをポン・ヌフ方向に向かうと、ネール通りに行き着く。

この角を曲がると行き止まりのように見えるが、実はセーヌ河に抜ける細い道がある。それがヌヴェール通り。



このトンネルは、赤いレンガ造り大きな建物の一階部分。
