マドレーヌ寺院 Église de la Madeleine

パリで一つだけ教会を訪れるとしたら、ノートルダム寺院に行くことになるだろう。しかし、マドレーヌ寺院は、ノートルダム寺院を超えるほどの美しさを誇っている。

キリスト教の教会でありながら、ギリシア神殿風。外観はコリント式の円柱が立ち並び、古代ギリシア・ローマのパンテオンを思わせる、新古典主義建築の代表。

教会から外を見ると、コンコルド広場のオベリスクまで続く、美しいパリの街並みが目に飛び込んでくる。

内部もコリント式の大円柱が建ち並び、球形のドームを支えている。そこに祭壇が作られ、素晴らしい彫刻が並ぶ。


中央の祭壇に置かれた彫像群はとりわけ素晴らしい。その天上に描かれた祭壇画も見応えがある。

右手に配置された木造の説教台も美しい。

入り口の上に備え付けられたパイプオルガン。

美しい歌声を響かせる、子どもたちのコンサートの模様。

ガブリエル・フォーレの「レクイエム」は、この教会で初めて演奏された。第7曲イン・パラディスムが本当にぴったりの空間といえる。

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