アミアンにあるノートルダム大聖堂のマッピングは、その美しさのために、フランス国内でもよく知られている。

この色づけは恣意的ではなく、壁や彫像に残るほんのわずかな絵具を科学的に分析し、大聖堂が建造された当時の色を忠実に再現しているという。
マッピングの変化と同時に、マーラーの交響曲第5番のアダージョが流れると、その場が天国のように感じられる。本当に素晴らしい体験!
まず教会正面の姿を見ておこう。

この正面全体にマッピングが行われる。

入り口の上のタンパンの色づけはとりわけ印象的。



聖人たちの像の一体一体に、精密な色付けが行われている。



昼の姿も美しいが、夜の闇の中に浮かび上がる、極彩色の教会堂は、言葉に言い表すことのできない美を感じさせてくれる。