ペロー 巻き毛のリケ Perrault Riquet à la Houppe 変身を可能にするものは何か? 4/7

リケからのプロポーズを受け入れることで、王女はエスプリを手に入れ、彼女の会話も洗練されたものとなった。その変化は、宮廷に戻った時、人々をひどく驚かせる。

 Quand elle fut retournée au palais, / toute la cour ne savait / que penser d’un changement / si subit et si extraordinaire : / car, / autant qu’on lui avait ouï dire / d’impertinences / auparavant, / autant lui entendait-on dire / des choses bien sensées / et infiniment spirituelles. / Toute la cour en eut une joie /qui ne se peut imaginer ; il n’y eut que sa cadette / qui n’en fut pas bien aise, / parce que, / n’ayant plus / sur son aînée / l’avantage de l’esprit, / elle ne paraissait plus / auprès d’elle / qu’une Guenon / fort désagréable.

彼女が宮殿に戻ると、宮廷全体が、これほど突然で、これほど驚くべき変化を、どのように考えていいのかわからなかった。なぜなら、人々はこれまで彼女が愚かなことを言うのを数多く聞いてきたのだが、今度はそれと同じ位、とても理に適い、限りなく才知に富んだことを言うのを聞くようになったからだった。そのために、宮廷全体は想像できないほど大喜びした。妹だけがそれを嬉しく思わなかった。というのも、これからは姉に対してエスプリがあるという優位を持たないので、姉のそばにいると、もはや非常に感じの悪い猿にしか見えなかったからだ。

 Quand elle fut retournée au palais, / toute la cour ne savait / que penser d’un changement / si subit et si extraordinaire 

elle fut retournée au palais :
fut retournée は前過去形。futはêtreの単純過去。
主節のsavaitの時点ではすでに完了していることを指す。

toute la cour :
宮廷全体。名詞が単数なので、全ての宮廷(toutes les cours)ではなく、la courの全体の意。

ne savait que de… :
ne…queの構文ではなく、queはquoiに近く、de…について、どのように考えていいかわからないの意。

un changement si subit et si extraordinaire :
変化は、外から見える変化ではない。従って、変身(métamorphose)という言葉ではなく、changement(変化)という言葉が使われる。

siは強調。とても、の意。

subit(迅速)、extraordinaire(普通ではない)という二つの言葉から、リケとの出会いの後の姉の変化が突然であり、人々を驚かせた様子が示される。

autant qu’on lui avait ouï dire / d’impertinences / auparavant, / autant lui entendait-on dire / des choses bien sensées / et infiniment spirituelles.

autant…autant… :
・・・と同じだけ・・・

on lui avait ouï dire… :
luiはelle(姉)
この構文の中で、direの主体がlui.
人々は(on)、彼女が(lui)、・・・と言う(dire)のを聞いた(ouir)。

avait ouïは、ouïr (聞く)の直説法大過去。
ouïrは古語。意味は、後に出てくるentendreと同じ。

impertinences :
17世紀には、不器用さ、愚かさを意味した。(現在は、失礼あるいは無礼な行為、の意。)

lui entendait-on dire… :
人々は(on)、彼女が(lui)、・・・と言う(dire)のを聞いた(entendre)。

des choses bien sensées / et infiniment spirituelles :
bienは強調。とても。

sensé、理性的で、良識がある、の意。

infiniment、無限に、限りなく、の意。

spirituelles、エスプリのある、機転が利いた、の意。

リケと出会う前と出会った後の変化を対照的に描き、以前は愚かなことしか言わなかったが、帰宅後は、良識があり、機転の利いたことを言うようになったとすることで、エスプリを持つ人々の話す内容がどのようなものか、読者に告げられる。そのポイントは、sensé, spirituel.

Toute la cour en eut une joie /qui ne se peut imaginer.

en eut une joie
enは、前の文章で語れた内容全体。
eutは、avoirの単純過去形。
そのことについて(en)、喜び(joie)を持った。

une joie qui ne se peut imaginer
seは、現在の語順であれば、関係する動詞 imaginerの前に置かれ、s’imaginer。
neは、ここでは、pasなどなしで、否定の意味する。
その喜びを(une joie qui)、想像する(s’imaginer)ことができない(ne peut)。

動詞peutが直説法現在なので、物語の中の時間(過去時制)ではなく、普遍的な事象として喜びに説明が加えられている。いつの時代にも感じるような、想像を絶する喜び。

il n’y eut que sa cadette / qui n’en fut pas bien aise,

il n’y eut que sa cadette qui :
ne…que…、・・・だけ。

eut、avoirの単純過去。

qui n’en fut pas bien aise :
enは、前の文の内容。
futは、êtreの単純過去。
bienは、強調。
aiseは、喜ぶ、満足などを表す形容詞。

toute la cour en eut une joie (…), sa cadette qui n’en eut pas bien aise.と動詞が単純過去で書かれているので、こうした出来事は宮廷や妹の置かれた状態ではなく、物語を展開する要素として語られていることがわかる。
つまり、宮廷は喜んでいた、妹だけは嬉しくなかった、という状態ではなく、宮廷は喜んだ、次に、妹だけは喜ばなかった、という行為を表している。

parce que, / n’ayant plus / sur son aînée / l’avantage de l’esprit, / elle ne paraissait plus / auprès d’elle / qu’une guenon / fort désagréable.

n’ayant plus sur son aînée l’avantage de l’esprit :
ne…plus、もはや・・・。
ayant、avoirの現在分詞。
avantage、アドヴァンテージ。
姉に対して、エスプリを持っているというアドヴァンテージをもはや持たないので。

elle ne paraissait plus / auprès d’elle / qu’une guenon / fort désagréable :
ne…plus…que…、もはや・・・でしかない。ne…plusとne…queの組み合わせ。

elle ne paraissait (…) qu’une Guenon
une guenon、猿、醜い女性。
彼女は、猿(醜い女性)にしか見えなかった。

auprès d’elle、elleは姉。姉の近くにいると。

妹に関する言及はこれ以降なされない。彼女は、姉の特性を強調するためだけに存在し、必要がなくなれば物語から消えてしまう。


 Le Roi se conduisait / par ses avis, / et allait même quelquefois / tenir le conseil dans son appartement. / Le bruit de ce changement / s’étant répandu, /tous les jeunes princes des royaumes voisins / firent leurs efforts / pour s’en faire aimer, / et presque tous / la demandèrent en mariage ; / mais elle n’en trouvait point / qui eût assez d’esprit, / et elle les écoutait tous, /sans s’engager / à pas un d’eux. / Cependant / il en vint un / si puissant, / si riche, / si spirituel / et si bien fait, / qu’elle ne put s’empêcher / d’avoir de la bonne volonté pour lui. / Son père, / s’en étant aperçu, / lui dit / qu’il la faisait la maîtresse / sur le choix d’un époux, / et qu’elle n’avait qu’à se déclarer. / Comme, / plus on a d’esprit, / et plus on a de peine / à prendre une ferme résolution / sur cette affaire, / elle demanda, / après avoir remercié son père, / qu’il lui donnât du temps / pour y penser.

 王は彼女の意見に従って行動し、時には彼女の館に行き、会議を行うこともあった。この変化の噂が広がったために、近くの王国の若い王子たちはみんな、彼女から愛されようと努めた。ほとんど全ての王子が彼女に求婚した。しかし、彼女の方では、エスプリを十分に持っていそうな王子を誰も見つけなかった。全員の話を聞いたけれど、誰一人とも結婚の約束をしなかった。そうこうしている間に、一人の王子がやって来た。権力も、財力もあり、エスプリに満ち、姿形もよかった。そのため、彼に好意を持たないわけにはいかなかった。父はそれに気づき、彼女に、夫の選択は自分で決めていいし、その決心を告げるだけでいいいと告げた。こうしたことに関しては、エスプリを持っていればいるほど、はっきりと決心するのが難しいものなので、彼女は、父にお礼をいった後で、考えるための時間をくれるようにと頼んだ。

Le Roi se conduisait par ses avis

se conduisait :
行動した。→ 政治を行った。

par ses avis :
彼女の意見に従い。

物語の最初、リケや王女たちが生まれた場面では、女王だけに言及され、王の影も形もなかった。それに対して、結婚を決める場面では、王にしか言及されず、女王の存在はなくなる。

tenir le conseil dans son appartement

tenir le conseil :
会議を行う。

dans son appartement :
appartementは、館の中にある複数の部屋で構成された住まい。従って、dans son appartementは、宮殿の中で姉の王女の住む部分の中で、の意。

Le bruit de ce changement s’étant répandu

bruit :
噂。

s’étant répandu :
現在分詞の複合形。主節のtous les princes (…) firent des effortsの時点ではすでに完了していることを示す。

pour s’en faire aimer

se faire aimer :
自分を愛させる。

en = d’elle. 彼女から。

elle n’en trouvait point / qui eût assez d’esprit,

en = les jeunes princes.

qui eût assez d’esprit :
quiは、en (les jeunes princes)を説明する。

eûtは、avoirの接続法半過去。現実に持っているかどうかではなく、持っているという概念を示す。

elle les écoutait tous, sans s’engager à pas un d’eux

les – les jeunes princes

s’engagerは、約束する。エンゲイジ・リングを思い浮かべると、engagerから意味が連想できる。

pas un d’eux.
eux = les jeunes princes. 若い王子たちの誰一人と・・・しない。

il en vint un / si puissant, / si riche, / si spirituel / et si bien fait, / qu’

il en vint un :
ilは非人称。
en = les jeunes princes
vint、venirの単純過去。やって来た。
un, enの中の一人。つまり、若い王子たちの一人がやって来た。

si… que… :
とても・・・なので・・・。
4回siが反復され、王子にどれほど魅力があるのか、文体の上でも示される。

puissant, riche, spirituel, bien fait, は、un (jeune prince)の説明。王子は、権力があり、お金持ちで・・・と前から順番に理解していくことが大切。
日本語に変換して、権力があり、お金持ちで・・・の王子と、語順を逆転してはいけない。

王女がどうしても恋してしまう王子の条件としてあげられる4つの要素ー権力、財産、エスプリ、容姿ーは、ルイ14世の宮廷の価値観と対応し、男性に求められていたものが何なのかを私たちに教えてくれる。

ちなみに、女性に求められていたものは、眠れる森の美女の誕生に際して、妖精たちが彼女に与える贈り物から知ることができる。
美しいこと、天使のようなエスプリを持っていること、優美な振る舞い、ダンスを上手に踊ること、鶯のように上手に歌うこと、楽器を完全に演奏できること。

elle ne put s’empêcher d’avoir de la bonne volonté pour lui

putはpouvoirの単純過去。

s’empêcher de…, ・・・するのを自ら妨げる。
ne (pas) s’empêcher de…、・・・しないわけにはいかない。・・・どうしても・・・してしまう。

avoir de la bonne volonté、好意を持つ。

Son père, / s’en étant aperçu, / lui dit

s’en étant aperçu
s’apercevoir de…・・・に気づく。
enは、前の文を指す。
s'(en) étant aperçu、現在分詞の複合形。完了を示す。

il la faisait la maîtresse / sur le choix d’un époux

la = 王女を指す。

la faisait la maîtresse、彼女を女主人にする→彼女が自分で決める。

plus on a d’esprit, / et plus on a de peine / à prendre une ferme résolution / sur cette affaire

plus… plus…、・・・すればするほど・・・。

avoir de la peine、困難を持つ、難しい。

prendre une ferme résolution、しっかりと決心する。

elle demanda (…) qu’il lui donnât du temps / pour y penser.

donnâtは、接続法過去。demanderの内容なので、現実性は問題にされず、donnerの概念だけを示す。


 Elle alla / par hasard / se promener dans le même bois / où elle avait trouvé Riquet à la Houppe, / pour rêver plus commodément / à ce qu’elle avait à faire. / Dans le temps / qu’elle se promenait, / rêvant profondément, / elle entendit un bruit sourd / sous ses pieds, / comme de plusieurs personnes / qui vont et viennent / et qui agissent. / Ayant prêté l’oreille / plus attentivement, / elle ouït / que l’un disait : / « Apporte-moi cette marmite » ; / l’autre : / « Donne-moi cette chaudière » ; l/ ’autre : / « Mets du bois dans ce feu. » / La terre s’ouvrit / dans le même temps, / et elle vit / sous ses pieds / comme une grande cuisine / pleine de Cuisiniers, / de Marmitons / et de toutes sortes d’Officiers / nécessaires pour faire un festin magnifique. / Il en sortit / une bande de vingt ou trente Rôtisseurs, / qui allèrent se camper / dans une allée du bois, / autour d’une table fort longue, / et /qui tous, / la lardoire à la main / et la queue de Renard sur l’oreille / se mirent à travailler en cadence, / au son d’une chanson harmonieuse. /
 La princesse, / étonnée de ce spectacle, / leur demanda / pour qui ils travaillaient./
« C’est, / Madame, / lui répondit le plus apparent de la bande, / pour le prince Riquet à la Houppe, / dont les noces se feront demain. »

 彼女は散歩に出掛けたが、そこはたまたまリケと出会ったのと同じ森だった。そこで、これからどうすべきか、ぼんやりと考えていた。そんな風にして深く物思いに沈みながら歩いていると、足元で、鈍い音がするのが聞こえた。ちょうど、何人かの人が入ったり来たりし、動きまわるような音だった。注意深く耳を傾けると、声が聞こえてきた。一人は、「こっちに鍋を持ってきてくれ。」、別の一人は、「大鍋を渡してくれ。」、別の一人は「ここの火にマキを入れてくれ。」。その時、大地が開いた。そして、彼女の足元には、強大な調理室のようなものが見えた。コック、下働き、サービス係たちがたくさんいて、豪華な宴会をするのに十分な人数だった。そこから20人か30人の焼き肉係が出てきた。彼らは、森の小道に行き、とても長いテーブルのまわりに陣取った。みんな、手には焼き串を持ち、狐の尻尾のような飾りの付いた帽子を被り、調和の取れた歌に合わせて、調子よく働き始めた。
 王女は、この光景を見て驚き、彼らが誰に仕えて仕事をしているのか尋ねた。
「巻き毛のリケ殿下のために働いています。殿下の結婚式が明日行われるのです。」と一団の中で最も目立つ男が答えた。

Elle alla / par hasard / se promener dans le même bois / où elle avait trouvé Riquet à la Houppe,

par hasard、偶然。
リケと出会った森に行こうと意図したわけではないことを、偶然という言葉で強調している。つまり、彼女は一年前の約束を覚えていて、森に行ったわけではない。

elle avait trouvéは、trouverの直説法大過去。allaの時点ではすでに完了していること、ここでは一年前のことを指す。

pour rêver plus commodément à ce qu’elle avait à faire

commodément、ゆっくりと、都合よく、の意。

avoir à…、・・・しなければならない。


Dans le temps / qu’elle se promenait, / rêvant profondément, / elle entendit

rêvantは現在分詞、単純形。
ここでは、深く夢見ていたのが、散歩している(se promenait,)時とも、音が聞こえた(entendit)時とも考えられる。しかし、どちらにしても、彼女が散歩中に物音を聞いた時、深く物思いに沈んでいたことに変わりはない。

un bruit sourd / sous ses pieds, / comme de plusieurs personnes / qui vont et viennent / et qui agissent.

un bruitに、sourdとcomme…という、二つの説明が行われている。

sourdは、籠もった音。

comme de plusieurs personnesは、何人かの足音のような音。

足の下、つまり地下で音がし、人々が出てくる。ここからは、非現実世界が現実に顔をのぞかせるのだが、ペローの書き方は、地下世界さえ現実世界のような印象を与える。そのために、「巻き毛のリケ」は、空想的な物語でありながら、17世紀の宮廷社会を反映した側面を強く感じさせることになる。

Ayant prêté l’oreille / plus attentivement, / elle ouït

ayant prêtéは、prêterの現在分詞、複合形。
ouïtの時点で完了していることを示す。

ouïrは現在ではあまり使われず、古語とされる。意味は、聞こえる。entendreと同じ。


l’un,…, l’autre,… l’autre…

一人は・・。別の一人は・・・。別の一人は・・・。

elle vit / sous ses pieds / comme une grande cuisine / pleine de cuisiniers, / de marmitons / et de toutes sortes d’officiers / nécessaires pour faire un festin magnifique.

vitはvoirの単純過去。

comme une grande cuisineのcommeはune sorte deと同じ意味で、・・・のようなもの。

pleine de 以下、cuisiniers(コック), marmitons(料理で下働きをする人々), officiers(サービスの人々)と、大きな台所で働く人々が示される。

彼らは、豪華な宴(un festin magnifique)をするのに必要(nécessaires)な人々。

Il en sortit / une bande de vingt ou trente rôtisseurs,

ilは非人称。出てきたのは、une bande…(・・・の一団)。

en=de la terre. 地面から。

rôtisseurは、肉を焼く係の人々。

rôtisseurs, / qui allèrent se camper / dans une allée du bois, / autour d’une table fort longue, / et /qui tous, / la lardoire à la main / et la queue de renard sur l’oreille / se mirent à travailler en cadence, / au son d’une chanson harmonieuse.

rôtisseurs qui… et qui…
肉を焼く係の人々にqui以下で、詳しい説明が加えられる。

se camper = se placer、留まる、陣取る。

la lardoire à la main、焼き串を手に持って。

la queue de renard sur l’oreille、狐の尾を耳に乗せて。
当時、王や有力な貴族に仕える料理人たちは、狐の尻尾のような垂れ下がった飾りの付いた帽子を被っていた。

travailler en cadence、調子を合わせて、

le plus apparent de la bande

apparentは、目に付く、他の人々よりも有力な、の意。

le prince Riquet à la Houppe, / dont les noces se feront demain. »

dont les noces、巻き毛のリケの結婚式。


今や、王女はエスプリを十分に持っているので、結婚をすぐに決めることはできない。その一方で、リケとの結婚式は明日に控えている。しかも彼女は別の王子に心を寄せている。
そのような状態で、彼女はどのように振る舞うのだろうか?


今回読んだ文章の全体。朗読を聞きながら文字を追っていくと、日本語を交えずにフランス語を理解できるようになっていく。
声に出して読む場合には、一つ一つの正しい発音を気にするのではなく、意味を考えながら文章の流れを重視する。
発音の矯正は自分では難しいが、意味を捉えた文章の読み方は独学でも習得が可能。

 Quand elle fut retournée au palais, / toute la cour ne savait / que penser d’un changement / si subit et si extraordinaire : / car, / autant qu’on lui avait ouï dire / d’impertinences / auparavant, / autant lui entendait-on dire / des choses bien sensées / et infiniment spirituelles. / Toute la cour en eut une joie /qui ne se peut imaginer ; il n’y eut que sa cadette / qui n’en fut pas bien aise, / parce que, / n’ayant plus / sur son aînée / l’avantage de l’esprit, / elle ne paraissait plus / auprès d’elle / qu’une Guenon / fort désagréable.
 Le Roi se conduisait / par ses avis, / et allait même quelquefois / tenir le conseil dans son appartement. / Le bruit de ce changement / s’étant répandu, /tous les jeunes princes des royaumes voisins / firent leurs efforts / pour s’en faire aimer, / et presque tous / la demandèrent en mariage ; / mais elle n’en trouvait point / qui eût assez d’esprit, / et elle les écoutait tous, /sans s’engager / à pas un d’eux. / Cependant / il en vint un / si puissant, / si riche, / si spirituel / et si bien fait, / qu’elle ne put s’empêcher / d’avoir de la bonne volonté pour lui. / Son père, / s’en étant aperçu, / lui dit / qu’il la faisait la maîtresse / sur le choix d’un époux, / et qu’elle n’avait qu’à se déclarer. / Comme, / plus on a d’esprit, / et plus on a de peine / à prendre une ferme résolution / sur cette affaire, / elle demanda, / après avoir remercié son père, / qu’il lui donnât du temps / pour y penser.
 Elle alla / par hasard / se promener dans le même bois / où elle avait trouvé Riquet à la Houppe, / pour rêver plus commodément / à ce qu’elle avait à faire. / Dans le temps / qu’elle se promenait, / rêvant profondément, / elle entendit un bruit sourd / sous ses pieds, / comme de plusieurs personnes / qui vont et viennent / et qui agissent. / Ayant prêté l’oreille / plus attentivement, / elle ouït / que l’un disait : / « Apporte-moi cette marmite » ; / l’autre : / « Donne-moi cette chaudière » ; l/ ’autre : / « Mets du bois dans ce feu. » / La terre s’ouvrit / dans le même temps, / et elle vit / sous ses pieds / comme une grande cuisine / pleine de Cuisiniers, / de Marmitons / et de toutes sortes d’Officiers / nécessaires pour faire un festin magnifique. / Il en sortit / une bande de vingt ou trente Rôtisseurs, / qui allèrent se camper / dans une allée du bois, / autour d’une table fort longue, / et /qui tous, / la lardoire à la main / et la queue de Renard sur l’oreille / se mirent à travailler en cadence, / au son d’une chanson harmonieuse. /
 La princesse, / étonnée de ce spectacle, / leur demanda / pour qui ils travaillaient./
« C’est, / Madame, / lui répondit le plus apparent de la bande, / pour le prince Riquet à la Houppe, / dont les noces se feront demain. »

朗読は7分16秒から。

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