2021日1月6日、アメリカ連邦議会 議事堂内部の映像

Quotidienのジャーナリストが、2021年1月6日にアメリカ連邦議会の議事堂に暴徒が乱入した様子を内部から撮影していました。その映像はファクト・チェックのためにも、歴史として将来この事件を振り返るためにも、貴重なものになるでしょう。

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中国におけるコロナウィルスの現状 2020年12月 Pékin, une vie loin du virus ?

アメリカやヨーロッパだけではなく、アジアでもコロナウィルスの影響は続いている。その一方で、中国ではすでにコロナ以後の生活に入っていることを示す映像。
こうした映像と日本の今を比べると、自由であるがゆえにコロナの収束に時間のかかる状況を前にして、自由の難しさを考えさせられる。

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日本語の特色と普段の話題

日本語には面白い特色があるが、その中のあるものは、人間関係に影響を及ぼし、会話の中身そのものに直接かかわっている。

様々な場所で、人の噂話をしたり、芸能人ネタや恋バナで盛り上がり、時間を忘れるほどになる。
仲の良い友だちの間なら、人の悪口もいいネタになったりする。

もちろん、こうした話題はどんな言語でも話されるに違いない。
しかし、日本語には、こうした話題をすることで、ある目的を達しやすくする特色があるらしい。
『私家版 日本語文法』の著者、井上ひさしは、そうした特色を「自分定めと縄張りづくり」「ナカマとヨソモノ」と表現している。

結論を言ってしまえば、私たちがよくする会話は、ナカマ意識の確認と、もう一つ付け加えれば、自己愛の保証、その二つを暗黙の目的としているのではないかと考えられる。

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表現の自由と宗教の問題 Liberté d’expression et religions

イスラム教の創始者ムハンマドの風刺画を授業の中で見せた教師が殺害されるという事件が起きた時、フランスでは「表現の自由(liberté d’expression)」と「世俗主義(laïcité)」が強く主張され、マクロン大統領もこの二点は譲ることができないという立場を明確に表明した。

それに対して、イスラムの国々では強い反発が起き、フランス製品の不買運動や反フランスのデモが続いている。
また、カナダのトルドー首相は、表現の自由は重要だがある程度の限度があると、ニュアンスを持たせた発言をした。

日本的な感性では、トルドー首相の発言が最も賛同しやすい。それに対して、テロ事件が起こるきっかけを作るような風刺画を擁護し、表現の自由を強く主張するマクロン大統領の主張は理解しにくいし、賛同を得られにくい。

なぜフランスは表現の自由をこれほど強く擁護し、なぜ日本的な感性は「ある程度の制限」はしかたがないと感じるのだろう。

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ドナルド・トランプ的思考 言葉のズレと1枚のルノワール

ドナルド・トランプの思考がどのように働くのか、フランスの政治ジャーナリストが、大統領選挙直後の彼の言葉の分析を通して紹介している。

彼の勝利宣言のような言葉は、以下の通り。
”We were getting ready to win this election. Frankly, we did win this election.”

ready to winでは勝利の準備ができているだけで、勝利していない。しかし、その後、すぐに続けて、we dit winと勝利にしてしまう。
こうして、彼の頭の中では、まだ実際に起こっていない事柄が事実に変わってしまう。
そして、その飛躍を可能にするのは、ただ一つの言葉、Frankly。「率直に言えば」という言葉を挟み、思いが現実へ変わってしまう。少なくとも、彼の頭の中では。

彼がいくらファクト・チェックを受けてもファクトだと認めないのは、こうした彼の言葉の使い方にあるという分析は、とても興味深い。

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古典が失われた時代 Perte de la culture classique

個人的な感想になるが、とりわけ2000年を過ぎた頃から、古典とか過去の名作が顧みられなくなってしまったように思われる。

文学的な古典作品、フランス文学で言えば、フロベールやバルザックを読もうとしないし、手に取ったとしても読めないという若者が多い。
新しく高校で国語を教え始めた先生が、夏目漱石の小説を抜粋以外で読んだことがない、つまり一冊を通して読んでことがない、という例まで耳にしたことがある。

こうしたことは文学に限ったことではなく、映画でも同じこと。
映画好きだと自称する若者でも、小津安二郎の名前を知らなかったり、「東京物語」や黒沢の「7人の侍」さえ見たことがないという。

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コロナウィルスに関する社会学的な視点

日本ではなかなかコロナウィルスに関する冷静な分析を目にすることがない。メディアで流れる情報も、視野がかなり限定されたものに限られる。

4月22日のQuotidienに出ていた社会学者Gerald Bronnerは、ウィルスに関して氾濫する噂やニセの情報を、説得力のある言葉で説明していて、非常に興味深かった。

https://www.tf1.fr/tmc/quotidien-avec-yann-barthes/videos/invite-on-parle-psychose-fake-news-et-theories-du-complot-avec-le-sociologue-gerald-bronner-77773142.html

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ジャズ クラシックをノン・ストップで 

自宅で仕事をするとき、BGMをかけている人も多いだろう。
そんな時、ジャズやクラシックを無料で聞き続けられるサイトがある。
ジャンル別だったり、楽器別、作曲家別など、自分の好みで選ぶことができる。

ジャズ
https://www.jazzradio.com/#popular

クラシック
https://www.classicalradio.com/#popular

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