ビル・エヴァンス パリ 1972年  Bill Evans in Paris 1972

信じられないとしか言いようがないが、1972年にパリで演奏するビル・エヴァンスの姿が、youtubeにアップされている。
ベースはエディー・ゴメス、ドラムスはマーティー・モレル。

Maison de la Radioで2月に録音された演奏は、Bill Evans Live in Paris 1972という題名で、3枚のレコードで発売されていた。
レコードのジャケットがいかにもフランスっぽい。Francis Paudrasのデザインだという。

今、LPレコードを3枚買うと、値段は3万円を超えたりする。CDでも1万円くらい。それがyoutubeではタダ。ありがたい時代だと痛感。

Summertime サマータイム

「サマータイム」は、ジョージュ・ガーシュインの1935年のオペラ「ポギーとベス」の冒頭で歌われる曲。生まれたばかりの赤ん坊にクララが歌いかけるブルース調の子守歌。
1920年代のアメリカの黒人たちの悲惨な生活を背景に、子どもの成長を祈る歌詞が綴られている。

1936年、ビリー・ホリデーによって歌われ、ジャズの曲として人気を博した。
ここではノラ・ジョーンズのピアノと歌で聴いてみよう。

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I love you, Porgy 愛するポーギー

« I love you, Porgy »は、1935年にジョージ・ガーシュインが作曲したオペラ「ポーギーとベス」の中の曲。
作詞はジョージの兄アイラ・ガーシュウィンと、オペラの原作になった小説「ポーギー」の作者デュボース・ヘイワード。

オペラだけではなく、ジャズでもよく取り上げられる。
まず、ニーナ・シモンの歌で聴いてみよう。
しっとりとしながら、声に独特の個性があり、いかにもジャズ・バラードっぽい。

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These foolish things (remind me of you) 思い出のたね 

These foolish things (remaind me fo yo) は、1935年にロンドンで上演されたミュージカル”Spread It Abroad”の挿入歌。
他の人から見たらどうでもいいものでも、自分にとっては大切な思い出、ということはよくある。
題名にfoolishとあるのがとても効いている。だいたい自分のこだわりなんて、foolishなものだ。

エラ・フィッツジェラルドがオスカー・ピーターソンのピアノをバックに歌うものは、しっとりしていて、一人で静かに物思いに浸る感じが心地いい。

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My one and only love ただ一つの愛 ただ一つの演奏 

たった一つの名演奏があれば、他の演奏はいらなくなってしまう、そんな名演があるMy one and only love. 

その名演とは、ジョン・コルトレーンのテナー・サックスに乗せて、ジョニー・ハートマンが歌ったもの。
これがあれば、後は全部捨ててしまってもいい。。。と思えるほど。

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ジャズ・ピアノの精髄 ミッシェル・ペトルチアーニのソロ  Michel Petrucciani au théâtre des Champs-Elysées

ミッシェル・ペトルチアーニはフランスで最高のジャズ・ピアニストでした。
彼の録音で最も白熱したものは、1995年にリリースされたシャンゼリゼ劇場でのライブ。
その中でも、40分以上にわたるMelody of my favorite songsは最高の演奏です。