
英語のgreen(緑)が題名になっているこの詩は、「ヴァルクール」と並んで、物憂さも、漠然とした悲しみもない。
https://bohemegalante.com/2019/07/27/verlaine-walcourt/
朝まだき、詩人は木や花の中で幸せに満たされ、愛する人の傍らで安らぐ。
その時、自然はヴェルレーヌの心と響き合い、恋人たちをつなぐ慎ましい贈り物になる。
Green
Voici des fruits, des fleurs, des feuilles et des branches
Et puis voici mon cœur qui ne bat que pour vous.
Ne le déchirez pas avec vos deux mains blanches
Et qu’à vos yeux si beaux l’humble présent soit doux.

グリーン
見てください。果物や花を、葉や枝を。
それから、わたしの心臓も。あなただけを想い、鼓動しています。
この心を引き裂かないでください、あなたの白い両手で。
あなたの麗しい目に、この慎ましい贈り物が、心地よくありますことを。




