シャルル・ボードレールの「コレスポンダンス」からインスピレーションを受け、京都市立芸術大学、音楽学部、作曲専攻4年生、森田 拓夢氏が「Correspondances for Soprano & 8 musicians」を作曲され、2021年2月3日に京都市北文化会館にて開催された新作発表演奏会『Birth of Music』 で演奏が行われました。
その演奏をyoutubeで見ることができます。
なお、この動画は2021年3月31日までの公開だそうです。
シャルル・ボードレールの「コレスポンダンス」からインスピレーションを受け、京都市立芸術大学、音楽学部、作曲専攻4年生、森田 拓夢氏が「Correspondances for Soprano & 8 musicians」を作曲され、2021年2月3日に京都市北文化会館にて開催された新作発表演奏会『Birth of Music』 で演奏が行われました。
その演奏をyoutubeで見ることができます。
なお、この動画は2021年3月31日までの公開だそうです。
ウラディミール・ホロヴィッツが84歳の時にウィーンで行ったピアノ・コンサート。
ピアノを歌わせる天才と呼ばれ、最弱音から最強音までを見事にコントロールし、色彩豊かな音色を奏でるピアノの指使いを、映像で見ることができる。
2020年は、ベートーヴェンの生誕250年の年。
2020年12月20日、TF1 20hでは、ベートーヴェンを振り返るニュースを流していた。
Ludwig van Beethoven aura passé toute sa vie à Vienne. Il est en effet le compositeur le plus joué à travers le monde. Il était Allemand, mais c’est dans la capitale autrichienne qu’il a passée toute sa vie. À ses funérailles en 1827, 30 000 Viennois ont fait le déplacement, une popularité aujourd’hui intacte. Beethoven est le compositeur le plus mystérieux de son temps.
続きを読むアレクサンドル・タロー(Alexandre Tharaud)のピアノはリリカルで優しい。
彼は、ミヒャエル・ハネケ監督の「愛、アムール(Amour)」の中で若いピアニストを演じていたが、彼のピアノの音色は映画の中のイメージを決して裏切らない。
2013年にショパンの曲を集めた「ショパン、日記(Chopin, Journal intime)」。題名も彼らしい。
チック・コリアが2018年にアメリカやヨーロッパで行ったライヴを集めた” Chick Corea plays”.
ジャズだけではなく、クラシック、ポップス、ボサノバと、様々なジャンルの間を自由に行き交い、素晴らしいピアノ演奏を繰り広げている。
チック・コリアの言葉:
「私はある種の血統の一部なのです。私がやっていることは、モンクがやったこと、ビル・エヴァンスやデューク・エリントンがやったことと似ていて、また別の音楽の時代に戻って、バッハやモーツァルト、ベートーヴェンがやったことと似ています。これらのピアニストは皆、心の底から作曲家であり、自分たちの音楽家を集めて演奏していました。その伝統の一部であることを誇りに思います。」
Mozart: Piano Sonata in F, KV332 (2nd Part – Adagio)
17世紀のフランス・バロック音楽の素晴らしい演奏と歌をyoutube上で聞くことができる。
作曲は、ルイ14世の宮廷で活動していた、マラン・マレ、ミッシェル・リシャール・ド・ラランド、ルイ・クープラン、ロベール・ド・ヴィゼ。
マラン・マレ:リュリ氏のための墓石(Tombeau pour Monsieur de Lully)
ジョスカン・デ・プレ(Josquin des Prés)は、15世紀後半から16世紀初めにかけて活動した、盛期ルネサンスを代表するフランドル学派の作曲家。
レオナルド・ダ・ヴィンチと同時代に活躍しため、レオナルドが絵画において果たした役割を音楽において果たしたと言われることもある。
宗教改革で有名なルターからは、「ジョスカンは音符の主人。他の作曲家は音符の指図に従う。ジョスカンに対しては、音符が彼の望み通りに表現する。」と言われたとされ、非常に高く評価された。
ルネサンス期の文学作品を読み、絵画を見る時、ジョスカン・デ・プレの曲に耳を傾けるのも悪くない。
続きを読むハイドンの交響曲第82番から87番までの6曲は、パリ交響曲と呼ばれている。
名前の由来は、パリにある大編成のオーケストラの団体コンセール・ド・ラ・オランピックから注文を受けて、1785年から86年にかけて作曲したことによる。
6曲の中から、「王妃」という副題がついている第85番を聞いてみよう。
マリー・アントワネットがこの曲を気に入ったため、「王妃」と名付けられたという逸話がある。
豪華さを感じるために、現代のオーケストラ、レオナール・バーンスタイン指揮、ニューヨーク・フィルハーモニーの演奏で。
初期のハイドンの交響曲は、小編成で、まだなんとなく室内楽の雰囲気を残している。
https://bohemegalante.com/2020/03/27/haydn-premieres-symphonies/
それに対して、ハイドンが1791年にロンドンに渡り、それ以降に作曲した交響曲は、40人から60人の、かなり大きなオーケストラ編成になっていたという。
1791年から1795年の間に作曲された「ザロモン・セット」から、幾つかを聞いてみよう。
初期の室内楽的な雰囲気ではなく、モーツアルトやベートーヴェンの交響曲に繋がる曲になっている。
ハイドンの名前はクラシック音楽としてはよく知られているが、残念ながら、あまり多く聴かれているとはいえない。
でも、実際に聴いてみると、実に清々しく、いい気持ちにしてくれる。
18世紀の半ば(1757年頃)作曲されたとされる最初の交響曲、第37番を手始めに聴いてみよう。
指揮はアンタル・ドラティ。フィルハーモニア・フンガリカの演奏。