現状満足世代と匿名の攻撃性の時代

現代の日本には、現状に不満はなく、毎日をなんとなく幸せに生きていければいいと考えている人達が数多くいる。とくに若者たちは、100%満ち足りているわけではないけれど、今の状態に満足することが上手な世代だといえる。

他方、ネット上ではしばしば炎上が起こり、匿名性の影に隠れて、異常なまでの攻撃性が発揮される。テレビでも、悪と認定された人間に対しては、根拠を問わず激しい攻撃が加えられたりする。

容易に現状に満足する心持ちと他者に対する攻撃性は一見矛盾しているように見えるが、実は一つの事態の裏表の関係にある。

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ロンサール 「愛しい人よ、さあ、バラを見に行こう」Ronsard « Mignonne, allons voir si la rose » 今をつかめ Carpe Diem

16世紀を代表する詩人ピエール・ド・ロンサールの詩「愛しい人よ、さあ、バラを見に行こう。」« Mignonne, allons voir si la rose »は、フランス詩の中で最も有名なものの一つ。

その恋愛詩のベースになるのは、「時間が過ぎ去り、戻ってこないこと」というテーマである。そして、過ぎゆく「今」という時を捉えよという、Carpe Diem(今をつかめ)の思想が美しく表現されている。

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