
「最も高い塔の歌(Chanson de la plus haute tour)」で世界に別れを告げたというランボー。
その韻文詩は、非常にスタイリッシュなリフレインで始まる。
Qu’il vienne, qu’il vienne
Le temps dont on s’eprenne !
時よ来い、時よ来い
陶酔の時よ、来い!
その後に続く詩句は、何か現実を反映しているというよりも、苦しみ、恐れ、渇き、忘却といった言葉が疾走し、花開く草原に汚いハエたちの荒々しい羽音がする。
https://bohemegalante.com/2019/11/22/rimbaud-chanson-de-la-plus-haute-tour/
連続する詩句は、具体的なものを描写する言葉ではない。
言葉たちが幻覚(hallucination)を生み出しているようでさえある。
この歌で世界に別れを告げた後、詩人は再び「ぼく」の経験を語り始める。
続きを読む









