(2)神と人との交わり
神は、目で見ることも、声を聞くことも、触れることもできない。物理的に存在しないため、科学的な実験によってその存在を確かめることはできない。しかし、信仰を持たず、神を信じていないと思っていても、私たちはどこかで神に向かって何らかの行為をし、何かを期待していることがある。
このような神とのやり取りは、私たちにとってあまりにも当たり前になっていて気づきにくい。だが、キリスト教と比較してみると、一般的な日本人が神という存在とどのように接しているかが、よりはっきりと見えてくる。
i. キリスト教:契約
キリスト教においては、神と人間の間に結ばれる「契約(covenant)」が重要な意味を持っている。
すでに見てきたように、キリスト教において神は唯一の創造主であり、人間の上に立つ絶対的な存在である。そして、その神が人間との間に「契約」を結ぶ。







