Everything happens to me エヴリシング・ハプンズ・トゥ・ミー

Everything happens to meを日本語にしたら、「ぼくには嫌なことしか起こらない」といった感じだろうか。
道を歩いていたら黒猫を見るところから始まり、ゴルフの予定を入れると雨が降る。パーティをすると上の階の人から文句を言われる。風邪をひいたり、電車に乗り遅れたり、等々。愛する人に電話をし、電報を送ると、彼女から来たのは別れの手紙。しかも着払い!
Everythingというのは、そんな悪いことばかり。

ウディ・アレンの「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」では、生まれ育った街ニューヨークが住みにくくて田舎の大学に行った主人公ギャツビー(ティモシー・シャラメ)が、週末にニューヨークに戻り、元カノの妹で、とても感じの悪いチャン(セレナ・ゴメス)の家に行き、そこにあったピアノで弾き語りする場面で、Everything happens to meが使われている。
ティモシー・シャラメは、歌の上手な素人っぽさをよく出してる。

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Night and Day 夜も昼も

「夜も昼も(Night and Day)」はコール・ポーターを代表するスタンダード・ナンバー。1932年にミュージカル『陽気な離婚』用に作曲され、1946年に作られたポーターの伝記的映画の題名にもなっている。

それほどよく知られた曲なので、2019年に発表されたウディ・アレンの映画「レイニー・デイ・イン・ニューヨーク」の最後の場面で、非常に効果的に使われている。
かなり複雑な週末をニューヨークで過ごしたカップル、ギャツビー(ティモシー・シャラメ)とアシュレー(エル・ファニング)は、田舎の大学に戻る前に、予め予定していた馬車で散策する。そこでふとギャツビーが、« In the roaring traffic’s boom / In the silence of my lonely room »と呟く。すると、嬉しそうにアシュレーが、« I know that, that’s from Shakespeare, right ? »と答える。その言葉を聞いたギャツビーは複雑な表情を浮かべ、彼女に別れを告げ、馬車から降りてしまう。

映画ではその理由がまったく説明されないままで終わる。なぜか?
ジャズ好きの人間なら、答えはすぐにわかる。

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ピレネー山脈の自然

ピレネー山脈の美しい自然を紹介したニュース。ビクトル・ユゴーやシャルル・ボードレールが詩に歌った湖も見ることができる。

À la découverte du sentier des cascades dans les Pyrénées

Hadrien Brasseur est guide photographe. Depuis six ans, il vient capturer le mouvement, la puissance des cascades dans cette partie des Pyrénées. 
Le décor évolue sans cesse. Niché dans la forêt, le chemin longe la rivière, l’enjambe à plusieurs reprises. Parfois calme, le cours d’eau devient tumultueux quelques mètres plus haut. La cascade du pont d’Espagne est sans doute la plus impressionnante. Un grand pont de pierres y a été construit. 

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ジャーナリストLiseron Boudoulのインタヴュー

Liseron Boudoulは世界中で戦争や紛争が起こる度に現地に赴き、驚くほど現場に密着した取材をするジャーナリスト。彼女は2022年2月の初旬にウクライナで取材を始め、親ロシア派の地域、ロシアに攻撃された地域、モスクワで約4ヶ月間活動した。

Depuis le début de la guerre en Ukraine, les reportages de Liseron Boudoul, grand reporter pour TF1, nous aident à comprendre la situation sur place et les enjeux de ce conflit. La journaliste a passé trois mois sur les lignes de front en Ukraine et un mois à Moscou. Elle est l’une des rares à être restée sur place si longtemps et à avoir tourné des reportages des deux côtés, en Ukraine et en Russie. De retour à Paris, Liseron Boudoul revient sur quatre mois d’une guerre en Europe.

長谷寺 日本の美

奈良県の初瀬(はせ)山の中腹にある長谷寺は、創建が8世紀前半と推定されるが、美しい姿を現代にまで伝えている。

日本の建造物の美の特色の一つは屋根にある。エアコンのついた現代の家と違い、かつての日本では湿度が一番の問題だった。そのために風通しのいい空間を作る必要があり、ヨーロッパの建造物のように壁を厚くするのではなく、装飾の中心は屋根に置かれたのだった。

屋根の美

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レナード・コーエン 「ハレルヤ」を聴く

ずいぶん以前のことになるが、モンマルトルの丘の上で、偶然「ハレルヤ(Hallelujah)」という曲を聴いた。路上パフォーマンスなのだが、ずっと心の中に残る演奏だった。

その後、テレビの番組で、カウンター・テナーの歌声が素晴らしいフィリップ・ジャルスキーが歌うのを耳にし、再び心を打たれた。

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奈良・長谷寺を詠うポール・クローデル Paul Claudel chante le temple de Hasé à Nara

ポール・クローデルは詩人・劇作家であるが、フランス大使でもあり、1921(大正10)年11月から1927(昭和2)年2月まで、休暇の期間を除くと約4年半、日本に滞在した。
その間、日本の文化や心性に強い親しみを持ち、日本の芸術家たちと交わり、書籍からも多くを学び、日本に関する著作、劇作、詩などを数多く執筆したのだった。

1926(大正15)年5月には、約2週間の日程で西日本の各地を訪れた。その中でも奈良の長谷寺には強い印象を受けたらしく、『百扇帖(Cent phrases pour éventails )』の中には、長谷寺関係の素晴らしい短詩がいくつか残されている。

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マラルメ 「もう一つの扇 マラルメ嬢の」 Mallarmé « Autre éventail de Mademoiselle Mallarmé »

19世紀後半には扇を持つ女性の姿が印象派の画家たちによって数多く描かれたが、ステファン・マラルメは詩の中で扇を取り上げ、扇の動きを詩的創造の暗示として描いた。

1884年に発表された「もう一つの扇 マラルメ嬢の」では、語りの主体は、娘が手に持つ扇。
マラルメ嬢は、午後が深まり太陽も傾いてきた頃、扇の風にあたりながら、ゆったりとした気分で扇の言葉に耳を傾ける。

「もう一つの扇 マラルメ嬢の」は、1行が8音節からなり、4行からなる詩節が5つ、テンポよく続く。その音楽は美しい。
その一方で、扇の言葉は人間の言葉ではない。意味を理解するには少し時間がかかる。

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ヴェルレーヌ 「忘れられたアリエット その8」 Verlaine « Ariettes oubliées VIII » 倦怠のおぼろげな風景

Daubigny La Neige

風景を描くことが、人の心の表現になる。日本の和歌ではそれはごく当たり前のこと。
しかし、人間と自然がそれほど親密な関係にないヨーロッパでは、擬人法という形で人間の心を無生物に投影するといったやり方をしないと、景物が心模様を表現することはない。

ところが、そうした中にも例外的な存在はいる。ポール・ヴェルレーヌだ。
例えば、「忘れられたアリエット」の8番目の詩では、冬の風景が詩人のアンニュイな心持ちを伝えている。
詩句の音節数は5。5/7のリズムに馴染んでいる日本語母語者には、さらに親しみやすく感じられる。

Ariettes oubliées VIII

Dans l’interminable
Ennui / de la plaine
La neige incertaine
Luit comme du sable.

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シュールレアリスムの忘れられた女性画家トワイヤン

シュールレアリスムの女性画家トワイヤンの作品を展示する« Toyen l’écart absolu»が、2022年3月25日から7月24日まで、Musée d’Art Moderne de Parisで開催されている。https://www.mam.paris.fr/fr/expositions/exposition-toyen

Le retour en grâce de Toyen, peintre aux multiples facettes
La peintre Toyen est l’une des figures du mouvement surréaliste. Elle a pourtant été complètement oubliée ces dernières années, malgré une œuvre aussi prolifique que géniale.
Le Musée d’Art Moderne de Paris lui consacre une grande exposition, de quoi la remettre à sa juste place : en pleine lumière.