第7章では、理性的な考察から、異常な精神の働きを思われる空想への移行が、論理的な段階を追って描かれていく。
ここで描かれる様々なイメージからは、人間の意識あるいは想像力がどのように働くのかをうかがい知ることができ、ネルヴァルの言う「人間の魂の研究」の一つの事例として興味深い。
第7章
最初はあれほど幸福感に満ちていたこの夢が、私をひどく混乱させた。何を意味しているのだろう? それを知ったのは、後になってからだった。オーレリアが亡くなっていたのだ。
最初は彼女が病気だという知らせを受けただけだった。その時には、私の精神状態のせいで、漠然とした悲しみを感じたが、そこには希望も混ざっていた。私自身それほど長い間生きるとは思っていなかったし、愛し合う心を持つ人々が再会する世界が存在することを確信してもいた。それに、彼女はこの世でよりも、死の世界での方が、私に属していた。・・・ そのエゴイストな考えのため、私の理性は後になり、苦々しい後悔をしないといけないことになった。
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