Céline Dion « Pour que tu m’aimes encore » セリーヌ・ディオン 「愛をふたたび」 (If that’s what it takes)

セリーヌ・ディオンは映画「タイタニック」の主題歌« My Heart Will Go On »で知られるように、圧倒的な声量と卓越した歌唱力が評価されている。
しかし、1995年にフランス語で発表した« D’eux »というアルバムでは、ジャン・ジャック・ゴルドマンから楽曲の提供を受け、言葉を大切にした歌い方を心掛けたという。« Pour que tu m’aimes encore »はそうした歌の一つ。

フランス語学習の面からだと、Pour queの後ろの動詞は接続法が来るので、Il faut que tu saches, je veux que tu saches等と共に、接続法を自然に覚えるために訳に立つ。
また、直説法単純未来形も数多く使われ、語尾のRの音が耳に残り、未来形を音で認識できるようになるだろう。

Pour que tu m’aimes encore あなたが私をもう一度愛してくれるように

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フランス人はどんな基準で自分を見ているのか?

現代のフランス人が自分をどのような基準で測っているのかをしるためのアンケートが行われた。
基準はとなるのは、génération, religion, niveau d’études, ville, opinions politiques, centres d’intérêt, quartier, origines, genre, région d’origine, situation de famille, nationalité, couleur de peau, métier.
この中から3つを選択する。
2022年2月2日のQuotidienで、その結果が紹介されていた。

Comment les Français se décrivent-ils ? 
Une enquête sur les Français et la façon dont ils se définissent eux-mêmes : en gros, qui sont-ils ?

Zaz « Je veux » ザズ 「私の欲しいもの」

ザズの« Je veux »に関しては、色々なサイトで試訳が試みられているので、あえてもう一つ付け加える必要もないほどなのだが、ここで取り上げるのには一つの理由がある。

それは、日本人が英語やフランス語の音を習得する時に問題になることを、はっきりと意識させてくれる素材だからである。

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Jacques Brel « Ne me quitte pas » ジャック・ブレル 「行かないで」

フランス語の歌で、世界的に最も知られている曲は、たぶんジャック・ブレル(Jacques Brel)の« Ne me quitte pas »だろう。フランスだけではなく、英語、ドイツ語、イタリア語、アラビア語、ヘブライ語、チェコ語、ポーランド語など、様々な言語で歌われているとフランス語版のWikipediaに書かれている。また、Wikipediaの日本語版にも出てくるし、日本語訳で歌われることもあり、ネット上では対訳が幾つか掲載されてもいる。

« Ne me quitte pas »は、バルバラの« Dis, quand reviendras-tu ? »と同じように、構文が簡単で単語を覚えるのに役に立つ。そこで、文章と単語が自然に頭に残るようにするために、参考につける日本語は、他の歌の場合と同じように、できるかぎりフランス語の構文と対応させていく。

Ne me quitte pas (quitter「別れる、去る、捨てる」tu quittesの命令形はquitte. 語尾のsが取れる。)
ぼくと別れないで(行かないで)

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Barbara « Dis, quand reviendras-tu ? » バルバラ 「いつ戻ってくるの?」

バルバラは、言葉を大切にして語り掛けるように歌った歌手で、« Dis, quand reviendras-tu ?» は今でもフランスで大変に人気がある。

フランス語学習という点から見ると、単純未来形が多く使われ、語尾の« r »の音が自然に耳に残るし、簡単な構文の文が続くため、単語や熟語を覚えるためにも役に立つ。

Dis, quand reviendras-tu ?
ねえ、いつ戻ってくるの?

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ボードレール 白鳥 Baudelaire Le Cygne モデルニテの詩 2/2

第1部では、「古いパリはもはや存在しない。(町の形は/変わってしまう、ああ! 人の心よりももっと早く。)」という確認がなされた後、古いパリの姿が心の中に描き出され、「過去」に対するメランコリックな憧れが強く表出された。

第2部でも、「パリは変わりつつある!」と、時間の経過とともに過去が失われ、全てが変わってしまうという考察が最初に取り上げられる。
しかし、第1部とは違い、「私」の意識は過去に向かうのではなく、現在に留まり続ける。つまり、「私は考えている(Je pense)」という行為そのものに焦点が絞られる。

第1詩節ではその原理が開示され、続く詩節からは具体例が示されていく。

(朗読は1分45秒から)

II

Paris change ! mais rien dans ma mélancolie
N’a bougé ! palais neufs, échafaudages, blocs,
Vieux faubourgs, tout pour moi devient allégorie,
Et mes chers souvenirs sont plus lourds que des rocs.

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ボードレール 白鳥 Baudelaire Le Cygne モデルニテの詩 1/2

シャルル・ボードレール(Charles Baudelaire)の「白鳥(Le Cygne)」について、最も優れたボードレール研究者だったクロード・ピショワは、ボードレールの詩の中で、そしてフランス詩の中で、最も美しいものの一つと断言している。

その詩の書かれた1859年頃、パリは変貌を遂げつつあった。
1850年くらいから古い街並みが壊され、新しい街並みが生まれつつあった。「白鳥」は、そうした変貌を背景にし、まさに変わりつつあるルーブル宮のカルーゼル広場を歩きながら、一羽の白鳥の姿を想い描く。その姿を通して、社会も人間の心も文化も芸術も、全てが新しい時代へと移行していく「今」を捉え、「美」を抽出する。

その変化は、ボードレールの詩においては、19世紀前半のロマン主義的なものから、19世紀後半のモデルニテと呼ばれるものへの移行でもあった。こう言ってよければ、美の源泉が、「ここにないもの(過去、夢、内面、地方、自然など)へのメランコリックな憧れ」から、「今という瞬間=永遠」へと変わっていく。その流れを主導したのが、ボードレールだった。

ここではまず、現在ではルーブル美術館の入り口としてガラスのピラミッドが立てられているカルーゼル広場に関して、変貌前(1846年)と変貌後(1860年)の姿を確認しておこう。

広場の中心あたりにはカルーゼル門が立っていることは変わらない。しかし、1846年にはその奥にごちゃごちゃと立ち並んでいた建物群があるが、1860年の絵画ではきれいに取り払われている。その違いをはっきりと見て取ることができる。

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Michel Sardou « Je vole » ミッシェル・サロドゥー 「飛び立ちます」

ミシェル・サルドゥーの« Je vole »は、親のもとから飛び立っていく子どもの心情を歌った曲。最初と最後は歌われ、中間は音楽に乗せた語りになっている。

2014年に公開された映画『エール(原題 La Famille Bélier)』の中では、ラストシーンで« Je vole»がルアンヌ(Louane)によっ歌われ、映画の大ヒットにつながった。
こちらで、セリフの部分が歌詞に変えられ、全て歌われている。

Je vole 飛び立ちます

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イヴ・サン・ローランと絵画

1962年にイヴ・サン・ローラン(Yves Saint Laurent)が最初のファッションショーを開いてから60年を記念して、2022年にパリの6つの美術館 ー ピカソ美術館、オルセイ美術館、現代美術美術館、ポンピドー・センター、ルーブル美術館、サン・ローラン美術館 ー で彼の作品が展示されている。

YVES SAINT LAURENT AUX MUSÉES célèbre le 60e anniversaire du premier défilé d’Yves Saint Laurent. Le couturier, tout juste âgé de 26 ans, signe le 29 janvier 1962 sa première collection sous son propre nom.

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Francis Cabrel « Je t’aimais, je t’aime, je t’aimerai » フランシス・カブレル 「お前を愛してきた 愛してる 愛していく」

フランシス・カブレルは、都会化していないフランスの心を持ち続けているシンガー・ソングライター。親しみやすいメロディーに乗った歌詞は詩的で美しい。

« Je t’aimais, je t’aime, je t’aimerai »は、第一義的には、自分の娘への愛を歌っているのだが、それを超えて、親の愛、より広い意味での人間の愛全体を歌っている。その歌詞はとても詩的で、メロディーが美しい。

題名の中のaimerの活用が半過去、現在、単純未来で、フランス語学習者には退屈な活用が、こんな風に使われるという生きた例になる。

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