第7部では、旅立つことの意義が、再び問い直される。
VII
Amer savoir, celui qu’on tire du voyage !
Le monde, monotone et petit, aujourd’hui,
Hier, demain, toujours, nous fait voir notre image :
Une oasis d’horreur dans un désert d’ennui !
苦々しい知識が、旅から引き出される!
今日、世界は、単調で、小さい。
昨日も、明日も、常に、私たちに見せるのは、私たち自身の姿。
倦怠の砂漠の中の、ぞっとするオアシス!

旅から引き出される結論は、世界が単調で小さいということ。
その世界は、現在も、過去も、未来も変わることがなく、そして、それは旅人自身の姿の反映である。
そうした辛い事実を知ることは、自己イメージを嫌悪(horreur)と倦怠(ennui)で満たすことになる。苦々しい知識(amer savoir)。
それでも旅に出なければならないのか? あるいは留まるべきなのか?
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